町では上福島・樋越地内にある群馬県食肉地方卸売市場を玉村都市計画における都市施設※（市場、と畜場）として定めるため、令和元年度より地元説明会、都市計画の案の縦覧および都市計画審議会などの手続きを進めてきましたが、この度、都市施設（市場、と畜場）の都市計画が決定されました。

関係図書の縦覧については、役場都市建設課へお越しいただくか町ホームページ（決定（変更）した都市計画）をご覧ください。

※都市での諸活動を支え、生活に必要な都市の骨組みを形作る施設を「都市施設」といいます。都市施設として都市計画に定めることができるものには、道路、公園、上下水道など多くの種類がありますが、本施設は「市場」及び「と畜場」に該当します。

施設概要

本施設は、昭和４５年に玉村町により開設され、群馬県や玉村町も株主である株式会社群馬県食肉卸売市場が運営する公共性の高い施設です。県内唯一の食肉卸売市場であり、平成２９年３月に群馬県が策定した群馬県卸売市場整備計画（第１０次）において県下全域を流通圏として設定されるなど、玉村町はもとより、群馬県の食肉流通における重要な拠点施設となっています。

計画区域

都市計画決定によるメリット

都市施設を都市計画に定めることについては、一般的に、計画段階における整備に必要な区域の明確化、土地利用や各都市施設間の計画の調整、住民の合意形成の促進が図れるといったメリットがあります。

今回の都市計画決定では、将来にわたり、現位置において卸売市場としての機能の維持及び更新が行われ、引き続き食肉の公正取引と流通の合理化が図られることが期待できます。